何か望ましくない出来事があったとき、あなたはどう反応しますか。
そのときのちょっとした心構えで目覚めのスピードが速くなることをご存知ですか。
人生はいろいろな出来事があります、そしてあなたは出来事に反応してしまいます、喜怒哀楽、それはとても人間らしいことです。
ただこれからは少しだけ気をつけて欲しいのです。
何かあったとき、出来事を、はねつけない、反発しない、ということを。
怒りを我慢するという意味ではありません。
相手に反論するなという教えでもありません。
それは別にして、起きた出来事を素直に受け入れる、ただそれだけです。
何か相手に怒りを感じても無理に許さなくていいです。
ただ許さないままでも体験を受け入れる、自分の感情も一緒に受け入れるだけです。
人は無意識のうちに、望ましくない出来事をなかったことにしたい、という強い気持ちを持っています。
そのためにすごくエネルギーを消耗してしまいます。
あのときこうすればよかったとか、あいつさえいなければとか、あんなところにいかなければとか、そういう思考が堂々巡りになります。これが苦しみが長引く原因です。
とにかく事実を受け入れてしまえば苦しみもすぐに治まります。
現在の出来事だけでなく過去のできごともすべてうけいれましょう。
なにか大きな損害があったとしてもそこが新しい出発点です。
時を巻き戻すことはできません。
あなたの生まれた環境とか人生が苛酷なものだったとしても、とにかく受け入れましょう。
過去だけでなくこれから未来に何が起きても受け入れよう、という気持ちになりましょう。
起きてしまったこと,、これから起きること、総て受け入れるしかないとあきらめましょう。
あなたの人生に起こること、楽しいことは当然として、つらいこと、苦しいこと、恥ずかしいことも、総て受け入れましょう。
それが自分を認め受け入れるということです。
そうすればあなたの人生は楽になり波動はあがり、どんどん目覚めていきます。

昔、瞑想を習っていたとき、まったくといって言いほど成果がでませんでした。
その先生にいわれたことですが、
あなたとわたしは同じくらいの時期に瞑想をはじめたのに、私は幸せになり、人に瞑想を指導するようになったが、あなたは成長が止まっている、なぜでしょう。
そのときは自分と違って先生に集中力と才能があったから、と思ったのですが、結局こたえは教えてもらえませんでした。
今になってやっと答えがわかったのです。
その先生は起きたことをニュートラルに何でもどんどん受け入れていたのです。
反対に私は望ましくない出来事をこれはいやだから、受け入れないと、受け入れることを拒否していたのです。
起きたことをジャッジせずにただニュートラルに受け入れることはとても大事なことです。
つい、反発する気持ちに流されそうになりますが気が付いたら受け入れていきましょう。
あなたのエネルギーの使い方としては、忘れる努力ではなく、受け入れる努力をしましょう。
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